nekoHiromi’s blog

ソフト系エンジニア、ミニマリスト(自称)、面倒くさがり屋のヒッキー。2023年4月&9月の栄養解析にて重度鉄不足、血糖調整異常と判定。只今、栄養療法と血糖調整食に勤しみ中。2024年は気楽に生きます。

Mac mini(Mid 2010) のHDDをSSD換装

### 目次

前書き

 GW休み中暇だったので古くて全然使っていなかったMac mini(Mid 2010)のHDD→SSDの換装にトライ。仕事で使っているのでWindows 10とUbuntu 16.04 OSは多少詳しいが、ネットサーフィンしかしないプライベートPCのMac OSについては詳しくない。いつもお世話になっているQiita風に仕上げたいが、めんどくさいので詳細はしょって、ただの日記に。汗

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Mac mini (Mid 2010)

必要部材

 (1)2.5 インチ SATASSD(換装用)

 Amazonで¥8,500のCrucialの2.5インチ 500GB SATA 3.0を購入。特に問題なし。便利だったので、バックアップ用にもう一つ買い増し

 (2)T6, T8,H2.0ドライバ(ネジ締め外し用)

 Amazonで¥700の中華製の特殊ドライバセットを購入、かなり気に入って超オススメ!

 (3)精密ドライバ2本(メイン基盤引っこ抜く用)

 サビサビの古い有り物。バエないので写真なし

 (4)極薄ヘラ、精密作業用ピンセットがあると便利(極小コネクタ取り外し用)

 100均でピン先1-2mm程度の物購入したが、大きすぎて使いにくく失敗。。。

 (5) 2.5インチ HDD/SSD SATAをUSB-AでPC接続できるケース(USB接続のディスクでMacOS起動する用)

 Amazonで¥1,400。ケーブル2本(両端USB-C、USB-C<->USB-A)と収納ポーチ付きで超オススメ。買い増ししたかったが、もう在庫なし(ToT)

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必要部材(1)-(4)

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必要部材(5)

手順

(1)Mac miniのUSB 2.0ポートにSSDを接続し、MacOSインストール

 デフォルトHDDのSierraのディスクユーティリィティで接続したSSDのフォーマット&パーティションを切ってから、High Sierraをインストール。 

蛇足1:デュアルブート(Windows 10)

 デュアルブートでWindwos 10インストールにもトライ。確かWinはUSB接続のHDDはインストール不可で、ソレ用のパーティションだけ先に確保して換装後にインストールした気がする。パーティション切らずにMacOSインストールした後からでも、パーティション増やすことは可能。この辺は色々お作法あるっぽいが、正しいお作法は不明。

 WinOS領域はexFATでフォーマットしておき、Winインストールメディアのインストラクションに従ったNFTS?でその領域をフォーマットし直せばインストールできるっぽい。この辺色々やらかしてやり直しを繰り返したので確証はないが、High Sierraパーティション切るとどうやってもインストールできずに詰んだ。最終的にはSierraOSでパーティション切り直しでWinOSをインストールできた。High Sierraで新たに高速なAPFSフォーマットが導入されたようなので、その辺の相違はあるかも。

蛇足2:トリプルブート(Ubuntu 18.04, 16.04)

 Ubuntuのトリプルブートもトライ。18.04はなぜかインストールメディア起動中に何かのエラー表示が出たが、エラー内容を読み取れす、インストールメニュー表示まで到達できなかった。16.04はインストールできたが、Mac起動時にOptionキーで立ち上がる標準ブートローダー?ではUbuntu起動ディスクを認識できなかった。

 Ubuntu インストールメディア起動時もディスク名windowsと表示されたので、MacWindows以外がそもそも想定外っぽい(.isoは全部windows表示になるっぽい)。Windows以外のOSをMacで起動できるフリーソフトあるっぽいが、使い勝手悪くなりそうなのと、ソフトの英語説明読むのダルいのでやめといた。

蛇足3:クリティカルな失敗例1

 パーティションは同じサイズにしない方が、インストールするパーティションの区別がしやすいのでベター。インストールメディアのフォーマット機能で私は200MBの領域を200GBの領域と間違えデータを消し去ってしまった。単位もちゃんと確認しないとダメ。。。

蛇足4:クリティカルな失敗例2

 Macディスクユーティリティの復元機能でHDD→SSDへのコピーもトライしたが、方向を間違えてコピー元を空のコピー先を上書きする失敗もした。。。どれもOSインストールしただけのデータ無しやバックアップ有りディスクだったので、労力が無駄になっただけなのは幸いだったかも。。。

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パーティション

(2)  (1)のSSDMac mini とUSB接続してHigh Sierra起動確認

 USB 2.0接続のためか、ソレほど起動速くないが起動問題なし

(3) Mac miniをバラしてHDD->SSDへ差し替え

    YouTube動画は力加減などの作業イメージ掴みやすい。ネジのタイプなどはWebページの方が便利。

jp.ifixit.com

  私は仕事でガラケーやノートPCのバラし経験あるので、通常より多少知識アリな感じではあるが、YouTube見ながらなら敷居は低く、誰でもできそう。コネクタぶっ壊しが一番怖いので、そこは慎重に。

蛇足5:同型のネジの場所を覚えておいた方が良いかも?

 ネジ型をメモって分類保管しながら作業してたが、同じ型でも長さが微妙に違うネジがあり、元に戻す過程で何処のネジか自信なくなっていた。最終的にはなんとなく察する感じで戻し、多分合ってるでしょうといった感じ。

(4) 動作確認(内部ディスク起動確認)

 問題なし。ビフォー計測し忘れたが、Mac miniの物理電源スイッチON(デフォルト起動ディスク=換装したSSDでHighSierra)から31秒でユーザ選択画面に到達。

  参考: Mac miniから取り出したHDD(Sierra)をUSB 2.0接続で起動すると、ディスク選択からOS立ち上がりまで1分54秒。SATA接続で内部ディスクとして立ち上げるのとまた違うかも?感覚的には数分は起動時間かかってたハズ。

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デフォルト実装されていた320GB HDD

まとめ

 Mac Mini 2010は公式にはHigh Sierra止まりとなってしまったが、SSD化で起動や動作が速くなって気軽に使えるように生まれ変わった!

蛇足6:Mac mini 2010でのWindows 10動作は許容範囲

 デュアルブートでのWindows 10のインストール&動作問題無しなので、必要となったらパッケージ版(¥17,000)を購入して、Windowsパソコンとして活用もできそう